巨人のライデル・マルティネス投手が20日、キューバへ帰国する前に羽田空港で取材に応じた。中日から移籍1年目の今季はキャリアハイとなる46セーブでセ・リーグ記録に並び、2年連続3度目のセーブ王に輝いた。

守護神として58登板で3勝(2敗)、防御率1・11。56回2/3で65三振を奪った。

 この日はリラックスした表情でG党へメッセージを送り「本当に今は、応援してくださったファンの方々に感謝の気持ちでいっぱい。いい時、悪い時ありましたけど、悪い時にもたくさん応援してくださったファンの方がいて、本当にありがたかったなと思います。今年は優勝できなかったんですけど、来年は優勝できるように頑張ります」とリーグ3位からの覇権奪回を誓った。

 昨季まで8年間を過ごした名古屋を離れ、新天地で走りきった1年。活躍の裏には、加藤直樹通訳の存在が欠かせなかった。球場だけでなく日常生活でも献身的にサポートし続けてくれた“相棒”へ、空港では改めて感謝を表し「東京という知らない街で、分からないことがいっぱいあった。いろいろ教えてくれたし、悪い時も応援して支えてくれたことに本当に感謝しています」と頭を下げていた。

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