ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地のドジャースタジアム(ロサンゼルス)で全体練習を行った。山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(23)はキャッチボールなどで調整。

大谷翔平投手(31)は球場入りしたが、グラウンドには姿を見せず、室内で調整した模様だ。

 17日(同18日)まで行われたナ・リーグ優勝決定シリーズは無傷4連勝で突破したドジャース。大谷は第4戦に先発して7回途中無失点と好投して試合を作ると、打っても初回先頭弾を放つなど、3本塁打で1人で投打で試合を支配してチームを勝利に導いた。第3戦までは打撃で思うような結果を残せていなかったが、第4戦の歴史的活躍でシリーズMVPも受賞した。

 第4戦の試合後には、セレモニーでMVPの記念トロフィーを掲げていた大谷。その後の会見でもトロフィーを手にして登場し、机に置いて取材に応じた。

 この日、クラブハウスのロッカーの中心には大谷がつかんだトロフィーが置かれていた。トロフィーには「2025 NATIONAL LEAGUE CHAMPIONSHIP SERIES MOST VALUABLE PLAYER」と刻まれていたが、その上に「TEAM EFFORT」(チームの努力)と書かれた紙が置かれていた。

 大谷は第4戦終了後にシリーズMVPを受賞したことについて「本当に巡り合わせなのかなと思っていますし、たまたま今日(大活躍した第4戦)みたいな試合がここに来てくれて、僕が(MVP受賞)できましたけど、本当にここに来るまでの3試合が一番大きかったなと思いますし、リーチがかかった状態で4戦目を迎えてしっかり決められたのはよかったことではありますけど、そこまでの3連戦を含めて全員がいい仕事ができて勝ち取った4戦だったのかなと思います」と同僚に感謝の気持ちを口にしていた。

編集部おすすめ