「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」(大阪市)は21日、今年8月4日に厚生労働大臣より大阪市で初めて「温泉利用型健康増進施設」に認定されたことを受け、温泉療養の専門知識を持つ「温泉利用指導者」による「温泉療養指導プログラム」の提供を開始した。
「厚生労働大臣認定温泉利用型健康増進施設」は、健康増進を目的とした温泉利用及び運動を安全かつ適切に行える施設として認められたもの。
一定の要件を満たすと、同施設の入館料と施設までの往復交通費が所得税の医療費控除の対象となる。また、医師が発行する「温泉療養指示書」に基づく温泉療養はもちろん、より手軽に「都市湯治」を体験するための、施設独自の「健康増進プログラム」も用意している。
今プログラムは温泉療法専門医で、同施設の提携医でもある早坂信哉先生(医学博士、東京都市大学 人間科学部教授)の監修によるもの。高血圧改善やメタボリックシンドローム改善、温泉と蒸気を使った美容法など全10種類を展開する。入浴方法やストレッチなどの軽い運動よって不調の改善に期待できる内容となっており「都市湯治」を体験できる。
「温泉療養」についての認知・理解を広め、健康増進・健康寿命延伸に貢献するため、ひとりでも多く同プログラムを体験してもらうため、指導料を無料とするキャンペーンを開催。通常4,000(税込4,400)円の指導料を、12月31日までは無料で提供する。同施設では、温浴施設、運動施設だけでなく、食事処やリラクゼーションサロンも備え、温浴・運動・食事・精神・美容の5つのテーマにもとづく多彩なサービスを展開。温泉療養だけでなく、ひとりひとりに寄り添って健康をトータルサポートする。