櫻井翔が21日、都内でライフスタイルマガジン「Casa BRUTUS」での連載をまとめた書籍「櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】」の発売記念発表会に出席した。

 櫻井は同誌で15年間、建築に関する連載「櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。」を続けている。「ひっそりと粛々と、でも豪華で贅沢(ぜいたく)な連載を続けてきました」と話す本書は、は現代建築を訪れた回を建築家ごとにまとめている。

 2010年に連載オファーを受けた当時を「とっても驚きました」と回想。「もともと建築に詳しくなかった私が建築を学んでいく連載ですが、『本になったらいいな』という夢が現実になりすごくうれしく思っています」と喜んだ。

 連載取材のため、15年間で150以上の建築に足を運んだといい、「日常の中でも、(建築物をみた時に)建築家当てクイズを自分の中でするようになった」と笑いながら告白。「本や写真を見て、実際に建築に足を運んでいただくきっかけになったら。生で感じられる興奮や高まりを体感していただきたい」と呼びかけた。

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