◆みやざきフェニックス・リーグ オイシックス3―12巨人(21日・ひむか)

 巨人の育成ドラフト1位・坂本達也捕手が、2軍での初アーチを放った。

 オイシックス戦に6回の守備から途中出場。

8点リードの8回1死で相手の3番手・伊禮に対すると、フルカウントから内角の直球に反応して左翼スタンドへと運んだ。「強く振る中で逆方向や右中間を意識しようと思っていた。内角が来たけど、うまく(体が)回った」と振り返った。

 坂本達は富士大から24年育成ドラフト1位で入団。担当の円谷スカウトが「送球能力が非常に高い」と評する遠投110メートルの強肩が武器で、球界トップクラスの1・8~1・9秒台を計測する二塁送球に加え、50メートル走を6秒1の俊足も兼ね備える“走れる捕手”だ。支配下昇格を目指した1年目は、イースタン・リーグで18試合に出場して打率3割1分4厘、0本塁打、1打点だった。

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