ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が21日(日本時間22日)、オンライン取材に応じ、大谷翔平投手(31)の人間性について言及した。

 この日のオンライン会見では、24日(同25日)に敵地で第1戦を迎えるブルージェイズとのワールドシリーズの敵地での第1、2戦の先発をブレーク・スネル投手(32)、山本由伸投手(27)と発表。

本拠地での第3、4戦目は「状況次第」としたが、大谷はリーグ優勝決定シリーズと同じ第4戦が濃厚とみられる。

 ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは、3勝無敗で迎えた17日(同18日)の本拠地での第4戦で、先発した大谷が7回途中無失点と好投しただけでなく、初回に先制の先頭打者本塁打を放つなど圧巻の3本塁打を放って投打で試合を支配し、4連勝突破に大きく貢献した。第3戦まで打撃で苦しんでいたが、第4戦の歴史的大活躍でシリーズMVPにも輝いた。

 20日(同21日)にはシリーズMVPのトロフィーがクラブハウスのロッカーの中心に置かれ、「TEAM EFFORT」(チームの努力)というメッセージの紙が添えられていた。ロバーツ監督は「別に驚くことはない。なぜなら、翔平は素晴らしいチームメートだ。あの賞はチームの努力でつかんだものと分かっていたはず。翔平は第4戦で大活躍だったけど、第3戦までは苦しんでいた。山本、エドマン、テオスカー(T・ヘルナンデス)が活躍していたのでMVPになる可能性はあった。だから、それを彼が認識したことはよかったし、とても素晴らしいチームメートだと示している」と口にした。

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