巨人・坂本勇人内野手が22日、セ・リーグ9、10月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。9月13日の阪神戦(東京ドーム)の9回1死二、三塁の場面で、代打で出場して逆転サヨナラ2点打。
シーズン最後の伝統の一戦で劇的な勝利。「阪神巨人戦の最終戦で、すごくいい緊張感の中でいい場面で打てて良かった」と胸を張った。
今季は62試合に出場して、打率2割8厘、3本塁打、22打点。夏場以降は代打の切り札として抜群の存在感を発揮した。代打での臨み方について「開き直って打席に入っている。開き直って3回振ってやろうと思って代打でいっているので、それがいい結果につながったのかな」と明かした。
背番号6が出場して打席に入ると割れんばかりの大歓声が注がれる。その声援を力に変えて結果を残していく決意だ。「代打で出ることがほとんどで、東京ドームでの大歓声はありがたいですし、もっともっと期待に応えられるようにやっていきたい」と力を込めた。