歌舞伎俳優の尾上松也がこのほど、BS朝日「尾上松也が訪ねる 世界を魅了するジャパニーズウイスキー」(26日・後9時)の放送を前に、サントリー山崎蒸溜所を訪れた。

 世界的酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で3年連続の最高賞を受賞した「山崎」を日頃から愛飲する松也が、ジャパニーズウイスキーの世界で愛される理由に迫る。

実際に蒸溜所へ足を運び、品質研究・技術開発用の小型蒸溜施設として100年以上使われる「パイロットディスティラリー」の見学。チーフブレンダー・福與伸二さんとのテイスティングなども行った。

 松也は「ジャパニーズウイスキーが海を超えて、本場イギリスで認められて世界に羽ばたいていることは、日本人としてとても誇らしく思えます」とコメント。見学を通して「奥深い美味しさの裏には、豊かな自然の中で作られている環境もありますが、何よりも作り手の皆さんの細やかさ、心意気、先人たちを重んじながら常に挑戦し続ける姿勢…これは私も伝統芸能・ものづくりに身を置く者として、見習わなければならないと強く感じました」と自身の歌舞伎と重ね合わせた。

 「山崎」ファンとして「作り手の皆さんの思いを知ると、日頃は水やソーダで割って飲んでいましたが、割らずに飲むのが一番おいしいのかなと感じました。受賞した『山崎18年』をもし手に入れることができたとしたら、家で一人ゆっくり飲みたいです」と新たな挑戦も明かした。

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