タレントのマツコ・デラックスが22日、都内で行われた「令和7年度北海道米 新米発表会」に出席した。北海道米のイメージキャラクターを務めるマツコは8月上旬、「北海道米生産者交流会」に登壇する予定だったが、向かう途中の羽田空港で腰からお尻にかけた関節の亜脱臼を起こし、出演をキャンセル。

リモート参加に切り替えていた。

 マツコはこの日、スタッフの手を借りて段差を上がって登場し、壇上ではしっかりとした足取りを見せたが、なじみの司会者にむかって「元気じゃなかったのよ」と苦笑い。「皆さん、もう私に関心ないでしょ?こんな政局のところにこんなところ来ている人は、新聞社の売れ残りよ。『これでいい記事書いて出世する!』そんな人いないわよ」と報道陣に向けた“毒舌”で会場の笑いを誘い、「ホクレンさん(=ホクレン農業協同組合連合会)には謝らないといけない。ご迷惑をおかけしました。でっかいホールでイベントに出ることなかなかないのに、そんな日にかぎってよ。ホクレンさん、ゆめぴりか、ななつぼし…。これから起こるであろう悪いことを全部私が引き受けた。冗談ですよ」と“マツコ節”をさく裂させた。

 俳優で「TEAM NACS」の森崎博之も登場した。亜脱臼したマツコの代役として8月の同交流会にも出演。「いらっしゃってもリモートでも変わらない毒舌」と称賛したが、マツコは「傷が癒えてないのよ。

めったに仕事で穴をあけることないですから。その話題になると毒舌がなくなるからやめた方がいい」。5本のレギュラー番組を抱える売れっ子。ひとつのイベントの欠席を2か月以上たっても引きずるほど、プロ意識の高さを見せた。

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