昨年3月にデビューした平均身長185センチの2人組歌謡グループ・風輪(ふうりん)が22日、東京・東池袋のサンシャインシティ噴水広場で、最新シングル「天使と悪魔の愛し方」【感謝盤】の発売記念イベントを行い、ミニライブで同曲を含めた全7曲を歌唱した。

 3月に「日本ゴールドディスク大賞 ベスト演歌/歌謡曲ニューアーティスト」を受賞した次世代のホープ。

林業経験11年の苦労人・拓也は「目標だった池袋サンシャインシティで歌うことできた。夢が1つかないました」と感無量。かつてプロ野球選手を目指していた翔司も「これからも、たくさんの夢を皆さんとかなえていきたい」と500人のファンに呼びかけた。

 この日は、拓也が39歳を迎える11月26日配信の新曲「十五夜の月」を初披露。同曲を作詞作曲した所ジョージからは「ムード歌謡をやってる方はそうはいないので面白がっている。これからグワーンと伸びることでしょう」とサプライズのビデオメッセージが届けられた。

 演歌歌謡を応援する木梨憲武からも、NHK紅白歌合戦を目指す2人に「コンサートツアーに駆けつけます」とビデオを通してエール。これを受けて拓也は「年末も賞レースに絡んでいけるように頑張ってまいります」と意気込んだ。

 翔司はプロ野球・阪神のファンクラブに入るほどの虎党。「優勝した試合は涙を流すぐらい感動した。すごく背中を押されてます。一緒に戦ってます!」という姿に、拓也も「ファンの方から『優勝おめでとう』と言われて、たまに選手みたいな顔をしていますから」とほほ笑んでいた。

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