サッカーのJ1川崎は22日、同クラブと富士通株式会社が「Sports for Nature」のフレームワークに賛同し、フロンターレ、アメフトの富士通フロンティアーズ、女子バスケットボールの富士通レッドウェーブが日本国内のスポーツチームで初めて、この活動に対し署名をしたことを発表した。

 「Sports for Nature」とは、自然および天然資源の保全に関する国際同盟である国際自然保護連合、国際オリンピック委員会、国連環境計画、生物多様性条約事務局、およびドナ・ベルタレッリ慈善財団が共同で立ち上げたもの。

「自然保護、生態系の回復、持続可能なサプライチェーン、教育活動」の4つの原則に基づき、あらゆるレベルのスポーツ団体での自然保護活動を促進し、他者の参加を促すための指針を提供していく。2030年以降を見据えて、スポーツ界全体で自然保護に向けた抜本的な行動を推進することで、スポーツを通じた自然の保護や回復への貢献を目指していく。

 川崎の活動としては、古着の回収などによる資源の有効活用に向けた衣類リサイクル、ホームゲームの廃棄物削減、ファン、サポーターとの河川の水質改善を目的とした清掃活動が挙げられている。

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