西武の広池浩司球団本部長が22日、ドラフト前日の編成会議後に報道陣の取材に応じ、米スタンフォード大でプレーする佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)について「非常に難しい判断がある」と言及した。

 高校通算140発を放ったパワーヒッター。

広池球団本部長は「あれだけ振れる選手はなかなかいないし、左であれだけ飛ばす能力がある選手は非常に貴重。素晴らしい選手だとは思っている」と評価しながらも、「佐々木選手の場合は来年のシーズンもまだあるし、アメリカのドラフトというところもある。非常に難しい判断がある選手なんで、そこを非常に考えてる」と話すにとどめた。

 佐々木は花巻東を卒業後、米スタンフォード大に進学。海外留学中の日本人野手がNPBのドラフトで支配下指名を受ければ、史上初となる。

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