中日は22日、都内のホテルでドラフト前日のスカウト会議を行った。会議後、報道陣の取材に応じた井上一樹監督は「ピッチャーでいきます。

公表はできません。(当日)ギリギリまでもう1回、練ろうかってことになった」と説明した。

 8日に行われたスカウト会議では、上位指名候補として、健大高崎の石垣元気投手、創価大・立石正広内野手らの名前が挙がった。同日の会議後には、堀中スカウト部長が「基本的に即戦力投手が上位になる」と話していたこともあり、最速152キロ右腕・中西聖輝投手(青学大)の上位指名が有力とみられる。

 公表はしなかったものの、井上監督は「単独を狙っていくのも一つの手だけど、欲しいならいくべきってのが俺の考え」と競合を覚悟。“一本釣り”の可能性も含めて、最終決定は当日となる。競合した場合のくじ引きについても「明日、決めます」とした。

 米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手については、「リストにはないです」と明かした。

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