俳優の小澤征悦が22日、都内で行われた「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2025」に出席した。

 人や環境などに配慮した様々な企業の取り組みを紹介するイベント。

環境に配慮した自身の取り組みを問われた小澤は「コンポストに残った生ゴミとかを混ぜて入れてます」と回答。さらに、「炭酸飲料とかはラベルをはがさないと分別できないのではがしてましたけど、最近はラベルレスを買って、飲んだらすすいで捨てるっていうのをやってますね」と明かした。

 そんな小澤は、売り上げの一部を地球環境保全の取り組みに寄付するファッションブランド「AKAPAN」を設立したと発表。自身がデザインした赤いパンツをこの日から発売することになった。

 ブランドを設立した経緯について「15年以上毎日赤いパンツを履いてる。こんなに履いてるんだったら、自分で作ってみんなに履いてもらった方がいいんじゃないかと思いました」と説明。“赤パン”が好きになった理由について、父で世界的指揮者だった小澤征爾さん(2024年死去)の影響が大きいそうで「うちのオヤジが29年間(米国の)ボストンに住んでて、野球大好きでボストンレッドソックスが大好き。自分がガキの頃から赤いジャンバー着たり、靴下履いたり、キャップ被ったりしていたのを見て、だんだん赤が好きになって、履いてみようと思った」と振り返った。

 「赤パンは地球を救う」がブランドのテーマになっているそうで「(以前から)どこかに寄付をしたいという思いがあった」と回想。「持続可能な形で寄付できる形がないかなと思ってたところに、赤パンを作って売って寄付できる形を作ろうと思いました」と念願がかなったことを喜んでいた。

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