タレントのヒロミ(60)と、相葉雅紀(42)が22日、東京・八王子市内で23日からスタートするテレビ朝日系バラエティー「相葉ヒロミのお困りですカー?」(木曜・後7時)への意気込みを語った。初回直前イベントとして、同市内の恩方中学校をサプライズ訪問した。

 ヒロミと相葉が街の人の“困りごと”を体当たりで解決する番組。23年から特番が4度放送され、好評を博していたが、レギュラー番組では同局系「8時だJ」(1999年)以来、26年ぶりのタッグとなる。

 相葉は、満を持してのレギュラー化に「うれしいですね」。ヒロミは、ジュニア時代から成長を見守ってきた相葉との共演に「子どもの頃から知ってるから、感覚的には当時のまま。『大人なんだからこういう服着る?』とか、欲しくもないだろうけどあげたりしてる」と目尻を下げた。

 特番時代は荒れ果てた老舗旅館の庭園の再生など、人助けのために奔走。ヒロミは「レギュラーになりスタッフは喜んでるけど、僕はきつい。ロケが本当に大変なの」とこぼしながら、「お兄ちゃんとおじさんが一生懸命やる姿を見てほしい」とアピール。相葉も「2人で本気でやっています」とレギュラー放送でも体を張るつもりだ。

 この日2人が登場すると、生徒195人は「かっこいい!」「山奥の恩方に有名人が来た!」と大歓喜。相葉は「でも、本当はどの有名人に来てほしかった?」と聞くと、女子生徒が「Snow Man」と忖度(そんたく)なしに回答し、相葉はずっこけながらも「ぜひ放送を見てね!」と笑顔で呼びかけた。

 2人は、生徒や教職員による「校庭にサルやイノシシが出るので対策してほしい」などの困りごとに全力投球。

ロケの様子は11月27日放送を予定している。

 〇…23日の初回は2時間スペシャルで、群馬・草津エリアでロケを実施。相葉とヒロミは「藪(やぶ)化した巨大池をよみがえらせてほしい」「草津温泉の『湯もみショー』の人手不足を知ってほしい」との依頼に奮闘する。相葉は巨大池では「番組史上最大の難関」と苦笑する事態に。湯もみショーでは踊りまで覚える展開に「僕がやってきたのとは違うタイプ…」と苦戦しながらも本番を迎える。

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