俳優の中村倫也(38)が、来年1月放送のTBS系連続ドラマ「DREAM STAGE」(金曜・後10時)で主演することが22日、分かった。

 現在、世界中で人気を誇るK―POP業界を舞台にしたオリジナル脚本。

問題を起こして業界を追放された日本人の元天才音楽プロデューサー(中村)と、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を超えてともに夢を目指す熱い絆を描く「K―POP版スポ根ドラマ」だ。

 練習生役のボーイズグループ「NAZE(ネイズ)」は、同局と韓国の芸能事務所によるプロジェクトで選ばれた日本、韓国、タイ出身のメンバーで結成。ドラマへの出演だけでなく、楽曲配信やライブなどを実際に行う予定となっている。中村は「作品の展開を聞いた時、視聴者の方が登場人物に寄り添い、応援したくなるような作品になるんじゃないかと思った」と、自身と共に視聴者が一体になって成長を見守っていくドラマになる手応えを感じたという。

 7人全員が新人だけに「たくさんの『初めて』に挑戦するということで、何をするにもとにかく一生懸命な姿がすごく初々しく、キラキラしている」とフレッシュさをうらやんでいる様子。一方で役者の先輩としては「演技には正解がないからこそ、彼らにはやりたい表現にどんどん挑戦してほしい。正解を求めてこぢんまりしてしまうのは一番よくないので、思い切って好きなようにやってほしい」とエールを送り「彼らから生まれるアクションが楽しみです」と期待した。

 作中で韓国語のセリフもあるが「実は、小学生の頃にラジオの韓国語講座を少しだけ聴いていたことがあった」という。そこで覚えた韓国語は「トイレどこですか?」を意味する「ファジャンシルン オディエヨ?」のセリフはドラマの中で登場するかどうかは謎だが、現地でのロケも行われることから「到着したら空港でまずは聞いてみようかなと思っています」と笑った。

 視聴者に「放送は真冬ですが、熱い青春の日々をお届けします」と約束。「夢を追った経験のあるすべての人の心に刺さるドラマになれば」と願っていた。

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