◆ACL2▽グループリーグ第3節 G大阪3―1ナムディン(22日・パナソニックスタジアム吹田)

 J1のG大阪がベトナム1部のナムディンを下し、開幕3連勝とした。

 試合開始1分で、FW満田誠のパスに攻撃参加したDF半田陸が抜け出してシュートを放つ。

これはセーブされたがFWイッサムジェバリと満田を起点に攻め込み、半田やMF美藤倫も前線に飛び込んでいく。すると同16分、MF安部柊斗とジェバリのパス交換からFW山下諒也が抜け出し、ダイレクトでクロス。美藤が滑り込みながら左足を合わせて先制に成功した。

 1点リードで始まった後半は、7分にカウンターからジェバリが追加点。同44分にはFW食野亮太郎が放ったシュートが相手DFに当たってそのままゴールに吸い込まれてチーム3点目となった。後半アディショナルタイムには1点を失ったが、終始攻め込む展開で快勝。18日の柏戦(0●5、パナスタ)から中3日、サポーターに白星を届けた。

 試合後、ダニエル・ポヤトス監督は「選手がよくやってくれてうれしく思う。相手を上回った。柏にあのような形で負けたところもあり、感情的なところもコントロールするのが難しかったと思う。相手も難敵だったが、選手たちがパフォーマンス良く試合を進めてくれた。これで1次リーグ突破が近くなったところもある」と、コメント。

2アシストでプレーヤー・オブ・ザマッチに輝いたFW山下諒也も「レイソル戦から立ち上がっていく姿を見せたくて、きょうは何が何でも勝ち点3を取ってサポーターの皆様と全力で喜び合いたかった」と、勝利にうなづいた。

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