気象予報士試験に挑戦している、日本テレビ入社5年目・澁谷善ヘイゼル(しぶや・ぜんへいぜる)アナウンサー(27)。試験を受験した様子が23日の「DayDay.」(月~金曜・午前9時)で放送された。

 7か月前から猛勉強しているヘイゼルアナ。気象予報士になるには、①一般知識 ②専門知識 ③実技試験 をクリアしなければならない。気象予報士試験は年に2回実施され、合格した科目は1年間免除される。ヘイゼルアナの作戦は、8月に、学科試験である①と②をダブルで合格し、来年1月の実技試験に挑む…というものだ。

 密着したこの日は、一般知識と専門知識を受験。試験場から出てきたヘイゼルアナは「本当にどっちも、どっちか分からないです。いけてる気もしますし、いけてない気もします。すっごく微妙な気持ち…」と苦い顔を浮かべ、右手で顔を覆った。

 受験日から2か月たち、結果発表のハガキが届いた。ヘイゼルアナは、気象会社ウェザーマップを訪問し、ヘイゼルをサポートしてきた“先生”芦原瑞文氏とハガキを開封することにした。

 芦原氏は「模試でも結果が出てたから」と勇気づける。そして「結果によって、1月(の試験)までの道のりが違ってきます。

(一般・専門の)両方合格、最高のパターンなんですけれども、実技に全部力を入れられるから大丈夫かといえば、そうはいかない。実技試験は一番受かりにくいから、2つ受かってても油断せずやっていきましょう。で、(一般・専門の)片方受かっていた場合は、次に実技試験の合格まで狙っていきます。どちらか受かって実技が残った場合は、五分五分で力を入れて勉強していくと。ひとつも受からなかった場合は、次の試験(1月の試験で)すべて合格は、かなり厳しいです」と説明した。

 それを聞いたヘイゼルアナは「1個でも受かってくれてないと、気持ち的に厳しいですね」とうなだれる。しかし芦原氏は「そんな人は山ほどいます」と話した。やはり試験は難関で、気象予報士の合格率は「5%」だという。

 いよいよハガキを開封。結果を見たヘイゼルアナは「うおおおおぉぉぉ~!!!」「ええ~っ!?!?先生!!!」と大絶叫。一般知識と専門知識、ダブルで合格した。芦原氏は「これすごいよ!」と拍手した。

 ヘイゼルアナは「よかったです」と喜び「社会人になって成長を感じる機会ってそうないので、気持ちがいい。最高です。やってよかった」と安ど。来年1月の実技試験へ向け「1月か。待ってろよ、って感じですね、先生。やったりましょうか!」と気合を入れた。

 VTRを見たスタジオは騒然。大きな拍手に包まれた。ヘイゼルアナは「受かりました!気持ちがよかったです」と笑顔。実技試験へ向けては「あと一つなので、でも一番難しいので、とにかく時間をかけて勉強していく感じになります」と語った。

 放送終了後に番組の公式インスタグラムが更新され、「気象予報士試験結果通知書」を手に笑顔を見せるヘイゼルアナの写真がアップされた。

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