浦和のマチェイ・スコルジャ監督が23日、町田戦(25日・埼スタ)に向けた会見を行った。指揮官は前節18日に0―4と敗れた横浜M戦で起こったMF金子拓郎の副審への不適切行為について質問を受け、改めて言及。
横浜M戦では後半アディショナルタイム1分、金子が判定に対する不服で副審で手を押し、退場処分を受けた。金子はJリーグより4試合の出場停止、および罰金40万円の処分を受け、今シーズンの残り4試合は出場不可となった。
金子はクラブの判断により試合翌日の19日よりJリーグの処分が下った21日まで活動自粛し、その後チームに復帰。今季リーグ戦33試合に出場して1ゴール4アシストをマークしてきた金子について、指揮官は「右サイドは拓郎の王国でしたので、彼の不在は大きく響く。
また今件では、金子本人の申し出により、報酬の一部を自主返納する。また浦和の田口誠代表取締役社長が役員報酬の10%を2か月間、堀之内聖スポーツダイレクター(SD)が月次報酬の10%を2か月間自主返納する。