巨人の三塚琉生外野手が23日、「アジアの大砲」から飛躍のヒントをつかむ意欲を示した。

 今月29日から行われる若手主体の秋季キャンプで、球団OBの李承ヨプ(イ・スンヨプ)氏=前韓国・斗山ベアーズ監督=が臨時コーチを務めることが決定。

キャンプメンバーの振り分けは決まっていない段階だが、同じ左打者で日韓通算626本塁打を放ったレジェンドに指導を受けるチャンスがあるだけに「ホームランのためにどういう練習をしてきたかとか、(打席での)待ち方も聞いてみたい」と語った。

 今季は6月に支配下登録を勝ち取り、2軍で78試合に出場して打率3割1分8厘、9本塁打、40打点でイースタン優勝に貢献。しかし、1軍では6試合に出場して計12打数無安打と、高い壁にはね返された。この日はみやざきフェニックス・リーグの広島戦(天福)が降雨の影響で中止となり、宮崎市内の室内練習場で調整。来季のさらなる飛躍へ向けて「吸収できるものはいっぱい吸収できるようにしたい」と力を込めた。

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