◆2025年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日)

 掛川西高の石川大峨内野手(3年)が中日から育成2位で指名された。後輩たちと一緒にグラウンドで打撃練習に汗を流したあと、トレーニング室で待機。

3年生の仲間たちとドラフト速報を見続け、午後7時30分に自分の名前を確認した。「ホッとしました。本当にうれしい。励まし続けてくれた同級生のおかげです」と目を潤ませた。

 同校の高校生がドラフトで指名を受けるのは、1999年の鈴木寛樹投手(横浜4位)以来26年ぶりだ。

 187センチ、92キロと大型の内野手で、昨夏の甲子園に7番・一塁手として出場した。しかし、今夏は県大会直前に左手首を骨折し、出番は1打席のみ。不完全燃焼に終わったが、復帰後は新たなステージに向けて練習に励んできた。体重を3キロ増やすなど、体もひと回り大きくなった。

 通算19本塁打の長距離砲で「大きな体を生かしたスイングが強み。一振りで流れを変えるようなバッティングで、ファンを魅了したい」と意気込んだ。

編集部おすすめ