スピードスケートの今季初戦となる全日本距離別選手権は24日、長野市エムウェーブで開幕する。23日は会場で公式練習が行われ、男子500メートルで22年北京五輪銅メダリストの森重航(オカモトグループ)は「いよいよ始まるなという気持ちが一番。

この大会でいいスタートが切れれば、波に乗っていける。思うような滑りができたら」と意気込んだ。

 昨季はけがの影響などもあって苦しみ、W杯で一度も表彰台に上がれなかった。今季に向けては課題だった最初の100メートルの強化に取り組み「100メートルを過ぎてからのコーナーでスピードを乗せられるようになった」と手応え。五輪メダリストとして臨むミラノ・コルティナ五輪シーズンとなるが「プレッシャーは感じてない。日本のトップをこの3年間守ってきたつもりなので、そこを示し続けられれば」と力強かった。

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