◆2025年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日)

 中日から単独1位指名を受けた青学大・中西聖輝投手(21)は“ドラゴン”との縁に奮起した。小学生時代は橿原ドラゴンズでプレー。

約10年ぶりに「ドラゴンズ」のユニホームに袖を通すことになった。「ドラゴンってつくと男はみんな好き。男心をくすぐる名前」と報道陣の笑いを誘うと、「その名に恥じないよう、かっこよくプレーできれば」と魅了する活躍を宣言した。

 中日の印象は「素晴らしい投手陣」。特に話を聞きたい選手には高橋宏の名前を挙げた。「高橋宏斗さんのような速いフォークについてぜひ話をしてみたい」と“弟子入り”を熱望。その上で「素晴らしい投手陣に割って入れるように」と力強く語った。

 指名後には会議を終えた井上監督があいさつに訪れ「ストレートと変化球でゲームをつくれる」とほれ込んだポイントを伝えられた。高橋宏や金丸らとともに「ヤングドラゴンズのローテーションはすごいと言ってもらえるように」と先発で起用する方針を示した。青学大の絶対的エースが竜の翼を担い、未来に羽ばたいていく。(北村 優衣)

編集部おすすめ