ジャーナリストの田原総一朗氏(91)が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今月19日放送のBS朝日の討論番組「激論!クロスファイア」(日曜・午後6時)内での自らの発言を謝罪した。

 この日、「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します」とつづった田原氏。「発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と続けた。

 同氏は事前収録された司会を務める「激論!クロスファイア」内で自民党の片山さつき氏、立憲民主党の辻元清美氏、社民党の福島瑞穂氏をゲストに迎え、討論。選択的夫婦別姓をめぐる議論中、導入に慎重な立場を取る高市早苗氏に対して、田原氏は「何で高市を支持しちゃうの。あんな奴は、死んでしまえと言えばいい」と言い放ち、ゲストから注意を受けていた。

 この発言は大きな波紋を呼び、BS朝日は21日、同氏へ厳重注意したことを明らかにし「10月19日放送の『激論!クロスファイア』での田原総一朗氏の発言に一部不適切な内容がございましたため、厳重注意といたしました。いただいたご意見は真摯(しんし)に受け止め、今後の番組作りに生かしてまいります」とコメントしていた。

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