ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督(45)が23日(日本時間24日)、24日(同25日)のドジャースとの本拠地でのワールドシリーズ第1戦を前に公式会見を行った。

 シュナイダー監督は、23年オフに当時エンゼルスからFAとなっていた現ドジャースの大谷翔平投手(31)との交渉に参加したとされている。

ブルージェイズは大谷の移籍先の最終候補に入っていたとされ、トロント行きのチャーター機に乗り込んだという“フェイクニュース”も出回るなど、大きな騒ぎとなった。

 シュナイダー監督は、そんな縁もある大谷の所属するドジャースとのワールドシリーズを戦うことについて「彼が我々とのミーティングのときに持っていったブルージェイズの帽子をちゃんと持ってきてくれたことを願っている。ようやく返してくれたらいいのだが。それから、デコイ(愛犬のデコピン)用のジャケットもな。そろそろ我々のものを返してくれと言いたいところである」と異例の“返品要請”でジョークを交えながらも「しかし、彼は本当に素晴らしい選手である。分かるだろう。しかしそれはそれとして、我々には素晴らしいチームがあり、信じられないほど個性的で優れた選手たちがそろっている。そして、物事は起こるべくして起こったのだと思う」と気を引き締め直していた。

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