ブルージェイズの選手らが23日(日本時間24日)、24日(同25日)に本拠地で迎えるドジャースとのワールドシリーズ第1戦前日のメディアデーに出席。ド軍の大谷翔平投手(31)への称賛と警戒の声が相次いで飛び出した。

 5年連続2ケタ勝利中のエース右腕、ガウスマンは「彼は本当にすごい選手。以前にも対戦したことがあり、初めてではないが、本当に優れた打者であり、優れた投手でもある。多くの選手と同じようにもしミスをすれば、その球は戻ってこないだろう」と警戒を強めた。

 今季55登板の救援左腕、フルーハティは「自分の役割は左打者が打席に立つ重要な場面で常に準備を整えていることだ。心構えとしては常に準備万端であることが重要で、1球目が投げられた時点で指示があればすぐに行動できるようにしている。大谷翔平とあと数回対戦することも分かっている。彼は間違いなく野球界で最高の選手であり、そのことに疑いはない」と覚悟を明かし、「特別なことはない。ただ自分と(捕手の)カークは同じ理解のもとに動く。スカウティングレポートを信頼し、ただ投球を実行するだけだ」と話した。

 4番を任される正捕手のカークは「彼は間違いなく最高の選手の一人だが、俺たちは決められた計画を実行する必要があると思っている。そして、このシリーズは楽しいものになると思う」とし、「俺たちは自分のチームに集中する必要がある。彼にあまり多くの称賛を与えるつもりはないよ(苦笑)」と語った。

編集部おすすめ