女優の上白石萌音が24日、東京・国立西洋美術館で「オルセー美術館所蔵 印象派-室内を巡る物語」に登場した。

 本展覧会では「印象派の殿堂」と呼ばれるフランスのパリ・オルセー美術館から日本初公開作品を含む70点が来日し、国内外の重要作品を加えた100点の絵画、素描、装飾美術品などが展示される。

 印象派が好きでオルセー美術館にも憧れがあるという上白石は、展覧会の魅力について「一番最初に思ったのが、絵との親しみやすさでした。時代が変わって、暮らしの様式は変わりましたが、生活の本質自体はあまり変わっていないので、絵を見てすごく共感している。人のリラックスした表情も印象派ならではの自由な表現技法で、満喫させていただきました」と熱弁した。

 展覧会アンバサダーを務める上白石は、音声ガイドも担当。「鑑賞者の方と、一緒に絵を見ていろんなものを発見していけるように、肩を並べているような空気感が出せるよう収録しました」と語った。最後は、「人々が織りなす空間を印象派ならではのやり方でぎゅっと閉じ込めた作品が来日しています。その空気に触れ、空気を吸いに上野に足を運んでいただければと思います」とアピールした。

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