巨人からドラフト1位で指名された鷺宮製作所の竹丸和幸投手が24日、東京の同社本社で、巨人の吉村編成本部長、榑松スカウトディレクター、担当の森中スカウトから指名あいさつを受けた。「昨日の時点ではそこまで実感はなかったんですけど。

こうやって球団の方とお会いすることができて、やっと実感が出てきたっていう感じです」と語った。

 阿部監督の直筆サインが入ったドラフトのIDを手渡された左腕は「初めてもらったので、当たり前ですけどとてもうれしいです」とにっこり。「本当未知の世界に飛び込むんですけど、本当1年目から活躍できるように頑張ろうと思います。10年間1軍で活躍することが目標です」と意気込んだ。

 竹丸は最速152キロを誇るアマ球界屈指の左腕。細身の体をしなやかに使い、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップなどの多彩な変化球を操る。広島の崇徳から首都大学リーグの城西大を経て、鷺宮製作所入りした。吉村編成本部長は「監督も言われてましたけども、本当に先発完投する、そういうピッチャーを目指してほしい。また、左のローテーション、まだまだチャンスがあるので、そこは本当にローテの一角を、特に左の軸として期待してるというところです」と語った。

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