演歌歌手の辰巳ゆうとが24日、都内で「辰巳ゆうとスペシャルコンサート2025‐Triangle‐東京公演」を行った。

 デビュー8年目を迎えた辰巳が東京、愛知、大阪の3か所を巡るコンサートツアーの最終公演。

この日は、2025年上半期演歌・歌謡シングルランキング3位に入った「運命の夏」など19曲を歌唱。12月に発売されるアルバムのリード曲「鈴鹿峠の旅がらす」を初披露するなど、駆けつけた約2000人のファンを魅了した。

 辰巳は今回のツアーについて「大阪も名古屋も完売御礼ということで、関西、東海地方のみなさんに支えていただいた。いい流れでツアーファイナルを迎えて、今までとは違うツアーになった」と振り返った。黒髪に金髪メッシュが入った髪形が特徴的だが、「(ステージに)出てきたときのどよめきがうれしくて、演歌を歌っていく中でも新たな一面もお見せできているのかな」と笑顔を見せた。

 2025年は「辰巳の巳」の年。どんな1年だったかという質問には「今まで想像もしなかったような結果が残っている。特別な1年になったのかなと思います。ファンの皆さんにたくさん支えてられて、応援していただいた」と感謝。約2か月後に迫った紅白歌合戦に向けて「お正月の年を明けた瞬間から(出ると)心に決めて頑張ってきた。僕の夢でもありますし、いい結果をファンの皆さんにお届けできるようにこの2か月、できることを100%、150%、200%と頑張っていきたい」と意気込んだ。

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