大相撲の小結・安青錦(安治川)が「大阪安青錦後援会 発足祝賀会」に24日、大阪市内のホテルで行われた。初の個人後援会で来日直後に稽古していた関大の関係者を中心に約200人が参加。

「すごくうれしい。応援に応えたい」と喜んだ。

 ウクライナ出身で来日したときに関大相撲部主将だった山中新大さんの神戸市内にある自宅に住み、稽古に励んだ。「大阪は大好きな場所」と思い入れは深い。

 21日にロンドン公演から日本に戻ったばかりだが「やることは変わらない。もっと上を目指したい」と前を向いた。秋場所を新三役で迎えた安青錦は11勝4敗で技能賞獲得。新入幕から4場所連続の三賞を受賞している。

 

 ◇安青錦 新大(あおにしき・あらた)本名ヤブグシシン・ダニーロ。2004年3月23日、ウクライナ・ビンニツャ生まれ。21歳。7歳で相撲を始める。

23年秋場所で初土俵。24年九州場所で新十両。しこ名は師匠(元関脇・安美錦)から安と錦をもらい、ウクライナの国旗と目の色から青をつけたのが由来。182センチ、138キロ。得意は右四つ、寄り。

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