J1の京都は25日、鹿島との試合(サンガS)を迎える。残り4試合の時点で勝ち点差は5。
19日の前節、湘南戦(レモンS)では1―1で引き分け。先制を許し、DF鈴木義宜が前半アディショナルタイムにピンチを阻止して退場、後半は10人で戦うという苦しい状況が続いた。その状況で後半アディショナルタイムに追いついたが、鹿島は神戸と引き分けていたこともあり、初優勝に向けては悔しいドロー。それでも、副主将を務めるDF福田心之助は「開き直っているというか。反省は必要ですけど、前節にとらわれるよりは次に向かわないと」と勝ちかそれ以外か、をはっきりさせて挑む鹿島戦に腹をくくった。
失点にも絡む結果となった湘南戦。常に勝ち点3を、という意識はある。大前提を踏まえて、残留争い、優勝争い、立場は違えど、勝ち点への意識はシーズン終盤で明確な意味合いとともに強まっていく部分はある。福田も「慎重になったというか、見過ぎだというか。重く受けすぎた」と、前節を振り返った。鹿島戦での答えは、二つにひとつ。
福田にとっては、個人的な思いもある。明大からプロデビューした2023年2月18日。開幕節・鹿島戦の先発に名を連ねた。後半23分まで出場したが、0―2で敗戦し、自身も「本当になにもできずに終わった苦いデビュー戦は今でも覚えている」と話した一戦から、2年と8か月。「今回はJリーグの優勝がかかったという中での対戦で、本当に人生の節目節目で鹿島が目の前に来る。これもまた1つの巡り合わせだと思う」と高揚感を抑えるように、笑みを浮かべた。「3年前とはまるで違った自分を出して、今回もホームでできるのでいい意味で自分が充実して満足できるゲームにできればおのずと勝ちは近づいてくると思う」。自身がプロとして歩んできた成長の跡も示す一戦にする。

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