前WBA女子世界ミニマム級(47・6キロ以下)王者・黒木優子(真正)が、現役を続行することが25日、分かった。34歳でサウスポーの黒木は、18日(日本時間19日)にドイツ・ハンブルクで行われたWBO同級王者・サラ・ボルマン(ドイツ)との2団体王座統一戦で見せ場を作ったが、1―2の判定負け。

王座から陥落し、無冠となっていた。

 この日、大阪市内で行われた所属ジム興行に来場し「自分の力を出し切り、勝ったと思った。判定には納得いかないし、(陣営に)再戦を要求してもらっています」と現役続行を表明。週明け27日に、地元福岡で練習を再開するという。“ボクシング界のゆうこりん”の愛称で親しまれる黒木が、ベルト奪回を目指して再びリングに立つ。

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