大阪・ABCテレビのニュース情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜・前9時30分)が25日、生放送され、高市早苗首相の内閣発足を取り上げた。元財務官僚の経済学者・高橋洋一氏は、高市内閣の掲げる「責任ある積極財政」路線の“ラスボス”の存在を明かした。

 まず京大大学院教授の藤井聡氏が「高市さんは『責任ある積極財政』を一番の柱に据えてらっしゃる。高市さんの政権の成否は財政にかかってますから、財政の二人が片山さん(さつき・財務相)と城内さん(実・成長戦略相)というのは非常に強力だと思う。今、自民党の陣容で考えられる最高の組み合わせじゃないかなと思います」と解説。続いて高橋氏が以下のように述べた。

 「責任ある積極財政という言葉は、実は城内さんが作った言葉なんですよ」

 MCの東野幸治が「この方がつくったんですか!」と驚くと藤井氏は「きのう確認しました」とニヤリ。さらに自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」のメンバーが、高市内閣で多く登用されていることも指摘した。

 「そのメンバーを見ると松本さん(尚・デジタル相)もそう。黄川田さん(仁志・少子化相)もそう。幹部です。城内さんもそうだし、城内さんはホントのラスボスなんです。ラスボスって言っていいかも、きのう確認しました」

 さすが関西ローカル番組のコメンテーター。“てんどん”で笑わせてから続けた。

 「小野田さん(紀美・経済安全保障相)もそう。4人も入ってる」

 責任ある積極財政を推し進めようとする高市内閣の本気度を解説していた。

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