グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が25日、市毛良枝とダブル主演した映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」(中西健二監督)公開記念舞台あいさつを都内で行った。

 亡き祖父がのこしたやさしいサプライズを受け、孫(豆原)と祖母(市毛)が紡ぐ家族の物語。

 豆原は作品について「自分にとっても大切な作品。見る度にあったかい気持ちになる」と語り、公開初日舞台あいさつについては「めちゃくちゃ緊張してて、いつもと違う空気感に圧倒されてます」と話した。

 オファーが来たときには「自分でいいのかな」と思ったというが、「僕が出来ることがあるならやります」と受けたという。

 舞台あいさつ中には映画「敵」でTAMA映画賞最優秀男優賞を受賞した長塚京三へサプライズで花束の贈呈も。市毛と長塚は50年ぶりの共演となった。長塚は「劇中では(市毛と)金婚式結婚50年を迎える夫婦役、僕たちが婚約者の役をやったのは50年前、虚構と現実がごっちゃになりますが、何よりも金婚式のプレゼントです」と笑顔を見せた。

 作品内容に関連してしあわせを感じるものを聞かれると、長塚は「妻が作る毎晩のごはん」と回答し、客席からは歓声も。客席では妻も見守っていた。

 豆原は「筋肉」と回答し、「筋トレしてるとき、筋肉見てるとき、筋肉に話しかけてるとき。『今日はいけんのかお前』って話しかけて、筋肉は『やーる!』って答えますね」と明かした。

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