◆明治安田J1リーグ ▽第35節 横浜FM―広島(25日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで広島と対戦し、前半を1―0で折り返した。

 前節ホームで浦和に4―0で快勝し、順位は17位のままだが、降格圏内の18位・横浜FCとの勝ち点差を「2」に広げた。

 広島戦、次節の京都戦に連勝し、横浜FCが2試合で勝ち点1以下の場合は残留が確定することもあり、勝利が欲しい一戦。前節に続いてDFデン、FW宮市がベンチから外れ、前日の全体練習に不参加だったMF渡辺もベンチ外。9人まで可能なベンチ入りは1枠空けた8人で、GK2人もベンチに入る19人の編成で臨むことになった。

 立ち上がりは広島にセットプレーからゴール前に攻め込まれるも決定機は作らせず。すると前半12分。広島GK大迫のキックを高い位置でMF喜田がカットし、ゴール前のMF植中にパス。植中はワンタッチで前向くと、右足ミドルシュートをゴール左へ決めた。VARでオフサイドチェックが入ったが判定は変わらず。植中の2試合連続得点で、貴重な先制点を奪った。

 その後も横浜FMは球際激しい守備とDF角田、キニョーネスの強固なセンターバックが強さを発揮してエリア内でチャンスを作らせず。前半終了間際にエリア内で打たれたシュートも、DFキニョーネスが頭でクリア。1―0でリードしたまま前半を折り返した。

 横浜FMと残留争いをする18位横浜FCは柏と対戦し、前半を0―0で折り返した。

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