◆明治安田J1リーグ▽第35節 FC東京3―1岡山(25日・味スタ)

 日本代表・森保一監督が試合視察後、報道陣に対応した。オランダリーグで9戦11発と絶好調で得点ランク首位を独走する日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)を改めて絶賛。

「うれしい限りですね」と表情を緩ませ、「オランダリーグの得点王を目指して、これからも得点を量産してほしい」と期待した。

 さらに指揮官は「攻撃の部分の精度も上がっていると思う。守備の部分も貢献できるということで、(ファンペルシー)監督からの信頼も厚いんだろうなと。本人はさらに自信を持って、良いプレーができているのかな」と分析。「過去の歴史で、日本人選手が9番のストライカーとして、なかなか(世界で)認めてもらえていなかった。彼をはじめ、日本人ストライカーが得点という結果で、世界の舞台で通用するんだということを示してもらい、世界の認識をもっと覆してもらいたい」と話した。

 また、左足首痛によりクラブで欠場が続く同MF久保建英(Rソシエダード)については「現状はプレーしていないので、現時点では(招集するのは)難しいと思っている」としながら、「けがの回復はしっかりできていると聞いている」と状況を説明した。

編集部おすすめ