◇スピードスケート 全日本距離別選手権 第2日(25日、長野・エムウェーブ)

 女子1000メートルで、山田梨央(直富商事)が、1分15秒15で高木美帆(TOKIOインカラミ)に続く2位に入り、3位に入った24日の女子500メートルに続き表彰台を確保した。

 最初の200メートルをメンバー最速の17秒86で入り勢いに乗ると、短距離では珍しくバックストレートをバックハンドで滑り600メートル通過も27秒26でトップ通過。

ラスト1周は30秒03と高木にラップを奪われたが、力強い滑りを披露した。山田は「600メートルのラップを出すことができて、それでいて大きくラップを落とさないというとろで一つ自信になったかな。27秒後半くらいで600メートルのラップを回ってくる予定だったんですが、そこは驚いたんですが、そのあとに大きくバランス崩したり、落とすことなくゴールできたのは良かった」と手応えを話した。

 昨季2月のポーランドのトマショフマゾウィエツキで行われたW杯同種目で3位に入り、自身初となる表彰台に立ったように、力をつけてきている。「高木さんの背中をみてやってきた。少し近づくことができたかな。ただ、食らいついて追い抜かしていこうとなるまではまだ力が足りていない。しっかり前を見据えつつ自分の滑りを改善してしっかり追っていきたい」と心に誓った。

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