プロダンスリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)」の新シーズンが25日、東京・江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで開幕した。EXILE NAOTOがディレクターを務めるLDH発の新チーム「LDH SCREAM」が、デビュー戦を白星で飾った。

 モノトーンの迷彩柄衣装でそろえたメンバーが、息の合ったパフォーマンスを披露した。今季から参戦したDリーグの初陣で、昨季7位の「avex ROYALBRATS」と対決。後攻で挑んだ試合直後には「緊張した」と声をそろえた9人だが、得点率47対53で勝利した。エースとしてソロパートを踊った武蔵は「このチームでここまでこられたのがうれしい。この流れで次も全力で挑む」と喜んだ。

 メンバーのSHUNNOSUKEこと山口俊乃介は「こんなに大きいステージにダンサーとして立たせていただいた。仲間みんなのおかげで踊ることができました」と声を詰まらせた。

 高澤笑大郎(しょうたろう)も、長身を生かしたダンスで活躍。「本当に幸せです。Very nice to meet you.Thank you very much!」と、英語を交えて感謝の気持ちを表現した。

 LDH SCREAMはDリーグ参戦に向けてオーディションを行い、7月の最終審査で合格者13人を発表。そのうち3人が契約取りやめとなり、今月22日にはメンバーの航生が体調不良で活動を一時休止。

この日は9人体制でのリーグ初戦となった。

 リーグ戦では2つのチームが対決し、「テクニック」「コレオグラフィー」「シンクロパフォーマンス」「エースパフォーマンス」「会場ジャッジ」「配信ジャッジ」の6項目の獲得割合で勝敗を決定。このうち「会場ジャッジ」については、システムの不具合で観客がスマホで投票できなくなり、スタッフが急きょ客席を見回して票を集計するハプニングもあった。

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