岩手日報社(本社・岩手県盛岡市)は、MLBのエンゼルスで活躍する菊池雄星と共同で進める「菊池雄星文化プロジェクト」第2弾として、読書推進企画「雄星文庫」を10月27日(月)から開始する。

 この企画は年間200冊以上の本を読むほどの読書家として知られる菊池が、「ぜひ読んでほしい」と推薦した書籍を、岩手県内の「日報岩手書店会」加盟書店に特設コーナーを設けて紹介・販売するもの。

 菊池は「本があるから今がある」と語り、読書を通じて得た知識や思考が、自身の野球人生の大きな支えになっていると公言。メジャーリーグのシーズンオフには空のスーツケースを持って帰国し、そのスーツケースに100冊以上の本を詰め込んで次のシーズンへ向けて渡米するというエピソードも。企画を通じて、菊池の経験や哲学に触れながら、特に次代を担う子どもたちや若者たちに、読書の素晴らしさや本から得られる力の大きさを伝えていくことを目的としている。

 紹介書籍は「道は開ける 新装版」(D・カーネギー / 創元社)、「思い描いた未来が現実になる GOLD VISION」(久野 和禎 /PHP研究所)、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(眞邊 明人 / サンマーク出版)、「茶聖」(伊東 潤 / 幻冬舎・コルク)、「罪の声」(塩田 武士 / 講談社)、「13歳からの地政学」(田中 孝幸 / 東洋経済新報社)の5冊。

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