英ロックバンド「oasis(オアシス)」が26日までの2日間、東京ドームで16年ぶりとなる日本公演を開催した。

 1991年に結成して以降、「ビートルズの再来」との呼び声も上がるほどの世界的人気を博してきたが、ノエル・ギャラガー&リアム・ギャラガー兄弟の不仲が原因で2009年に解散。

しかし、デビュー30周年を迎えた昨年に再結成を発表し、今年7月から全41公演に及ぶワールドツアーを開催している。

 通算12度目となった日本公演は、ノエルとリアムがつないだ手を高く掲げて登場。集まった5万人以上のファンからは、兄弟の和解を祝福する大きな歓声が送られた。

 感動のあまり涙を流す人もいる中、「Wonderwall」「Whatever」など全24曲を披露。代表曲「Don’t Look Back In Anger」のパフォーマンス時には、客席だけでなく音漏れを聴きに駆けつけた会場外のファンも含めての大合唱が沸き起こっていた。

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