日本ハム、巨人、中日で活躍し、今季限りでプロ野球の現役を引退した中田翔さんが、28日放送の日本テレビ系「サンデーPUSHスポーツ」(日曜・午後4時55分)にゲスト出演。日本ハム時代にチームメイトだったドジャース・大谷翔平投手について語った。

 番組では「今季ホームランベスト10」をテーマに印象に残った大谷の本塁打を紹介。キャリアハイの55号を記録した一発などを取り上げた。

 中田さんは「55号っていうのもすごいですが、手が長いんですよ、翔平って。インサイドのさばきがうまいんですよね。インサイドは(腕を)たたんで持っていかれるし、外にしっかり投げても、翔平の強みは逆方向に飛距離が出せることだと思うので、攻めようがないというか」と評した。

 また、MCのお笑いコンビ麒麟」の川島明から「衝撃だったことはありますか?」と問われると、8月24日のパドレス戦で、松井裕樹投手から放った45号アーチを挙げた。この場面では、そこまでノーヒットだった大谷に、最前列に座ったパドレスファンが強烈なヤジを飛ばしており、本塁打を放った大谷が、ホームインした後、ヤジを飛ばしたファンにハイタッチをしにいったことが話題となった。

 中田さんは「翔平らしいなって。ヤジってすごく聞こえるんですよ。僕は今まで言い返してきたタイプの人間なんで」と大谷の行動を称賛。「敵のチームのファンでも、自分のファンにしてしまう。間違いなくファンになってると思うんで、翔平の」と話した。

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