日本発のグローバルグループ「&TEAM」がアジアツアーのアンコール公演「2025 &TEAM CONCERT TOUR ’AWAKEN THE BLOODLINE’ ENCORE in JAPAN」を25、26日にさいたまスーパーアリーナで行った。公演初日の25日の模様をリポートする。

 自身最大規模の会場となるさいたまスーパーアリーナ。最上段までぎっしりと埋め尽くされたLUNE(ファンネーム=Eは上にアキュート・アクセントを付したもの)に迎えられ、TAKIは「この場所揺らすぞ!!」と決意表明。YUMAも「アンコール公演だからこそ、パワーアップした姿を見せたい」と意気込んだ。

 公演は、グループ初のミリオンヒットとなった「Go in Blind (月狼)」で幕開け。5~7月に行われたアジアツアーの構成をベースに、今公演だけの楽曲やアレンジ、トロッコ演出などでも沸かせた。「チンチャおかしい」や、EDMバージョンとなった「Run Wild」では客席に降りてLUNEとコラボレーション。FUMAが音頭をとって客席全体でウェーブを作るなど、双方向のコミュニケーションも楽しみ、趣向を凝らしたセットリストとなった。

 アンコールでは、公演の感想や、直後に控える韓国デビューへの思いなど、思い思いに率直な心境を語った。(コメントは発言順)

 MAKI「リハーサルをしている時もめちゃめちゃ会場が大きいなっていうのが本当に第一印象で。みんなで感動していたんですけど、LUNEのみなさんでこの会場が満たされると、その倍以上くらい感動しました。毎回公演をするたびに新しい感動を与えてくれるLUNEのみなさんに本当に感謝したいです。僕たちはこれで全然止まらないので、一緒に歩んでくれますか?」

 JO「きょうの公演は、&TEAMが積み重ねてきたものを実現できたようなステージだったんじゃないかな、締めにふさわしい舞台だったんじゃないかな、と思います。

今日というこのステージが本当に皆さんにとって最高の思い出になったらいいですし、たくさんの公演にまた行きたいなと思ってくれたら本当にうれしいです」

 YUMA「考えてみたら、僕たちホールツアーから始まったんですよね。それでこんな大きなステージまで来れたのは、本当にLUNEのみなさんのおかげだと思ってます。ツアーを通していろんなことを学びましたし、さらにレベルアップした&TEAMをこれからもお見せできると思いますし、世界中のLUNEのみなさんに必ず会いに行きたいと思います。待っててください。愛してます!」

 TAKI「『本当に埋まるのかな』と思ったときがあったんですけど、景色がLUNEでいっぱいで、すごい感動しましたし、LUNEのみなさんの力は本当に壮大だなって思いました。アジアツアーを通して僕たち、いろんなことを学ばせていただいたと思うので、世界に行く準備がだんだんとできている気がします。これから韓国でも活動して、もちろん僕たちが行くからには目に見える結果を残して帰ってきたい。LUNEのみなさんの力も借りて、絶対音楽番組で1位になってちゃんと向き合いたいなって思います」

 K「舞台(パフォーマンス)を好きになったきっかけの場所は、実はこのさいたまスーパーアリーナでして。当時僕がアスリートだった時、ちょうどそのあたりの席でブルーノ・マーズを見て、この地で、この場所でアーティストになろうと決めました。そんな地にアーティストとして帰ってきて、大好きな人の前で大好きなことをできている。この瞬間にすごく感謝しています。韓国デビューっていうのは一度きりしかない。

悔いのないように9人全員、そしてLUNEのみなさんと一緒に偉業を達成できるようにみんなで頑張っていきたいです」

 EJ「僕たちの初めてのアジアツアーが始まった時に、ちょうど暑い時期だったんですけど、もうだいぶ寒くなりましたね。その間にいろんなことを学んだんですが、ここまで来られたのはLUNEのみなさんのおかげ、そしてスタッフのみなさん、この9人のメンバーのおかげでここまで来れたと思います。みなさんが送ってくださる応援に、そして愛に恩返しできるように、もっといろんな景色をお見せできるように頑張ります」

 NICHOLAS「めっちゃ寂しくて、ずっと会いたかったんですけど、こんな大きいステージでたくさんのLUNEの皆さんと会えるのは、本当に『Back to Life』という感じです。韓国デビューも頑張って準備していて、僕たちの新しい成長、ステップになります。舞台が大きくなったので、それはLUNEのみなさんのおかげだと言いたいと思います。韓国での出演も、期待してほしいです」

 HARUA「どんな景色が見られるんだろうとめちゃくちゃ楽しみにしていたんですけど、最高ですね。僕たちが結成してからまさか3周年でこんな大きな舞台に立てるなんて思ってなくて、本当に夢のようです。こんなにたくさんのLUNEのみなさんが、僕たちのことを応援してくださるっていうのをこうやって確認できて、自信を持って韓国に行けるなと思いました。僕たちの韓国デビュー、無事に成功してまた日本に帰ってきますので、これからも変わらず応援と愛をよろしくお願いします」

 FUMA「ふとした時、この職業をやっているということを不思議に思うんですね。なりたかったものになれて、やりたかったことができている。今の自分が、LUNEというたくさんのファンのみなさんと一緒に幸せを共有できているっていうことが、本当に楽しい人生で。僕ら&TEAMは世界に羽ばたこうとしています。

みなさん、準備できてますか? &TEAMのメンバー一人一人も、一つ一つのことに全力で挑もうとしています。少しでも勇気づけらられたらうれしいですし、まだ見たことのない景色を一緒に見に行きたいと思っています。行ってきますね。愛してます」

 アジア10都市で約16万人を動員したアジアツアーを完走し、いよいよ世界へ。28日には「Back to Life」で念願の韓国デビューを果たす。「日本から世界へ」を掲げて活動している9人。この日の公演でも日本語、韓国語、中国語、英語であいさつし、グローバルな人気をうかがわせた。

 アンコールが終わってもLUNEからの声は鳴りやまず、度重なるアンコールに何度も応えた。EJが「これからも&TEAMと一つになって、高く、遠くに行きましょう」と力を込めると、FUMAも「僕たちと一緒に、世界に行きましょうね」。LUNEと培った強固な絆を携えて、世界への第一歩を踏み出す。

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