巨人の橋上秀樹作戦戦略コーチ兼スコアラー(59)が26日、育成ドラフト5位で指名されたオイシックス・知念大成外野手(25)に“ハングリー継続”のススメを説いた。24年のオイシックス監督時代の教え子で、沖縄電力を退社してまで夢をかなえた苦労人を「プロになりたいという思いの強さは一番」と評価。

その上で「一流プレーヤーになるという強い思いをあの頃と変わらず今でも持っていれば、それなりのものは出るんじゃないか」と期待した。

 知念は昨季イースタンの首位打者(打率3割2分3厘)に輝き、今季も打点王(66打点)と最多安打(126安打)を獲得した左の好打者。同コーチは「時間的な余裕もないし、即戦力に近い形で選ばれていると思う。重圧をかけるわけではないけれど、オイシックスの存在意義とか次につながっていく選手のためにも、それなりの責任はある」と飛躍を願った。(小島 和之)

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