◆米大リーグ ワールドシリーズ第3戦 ドジャース―ブルージェイズ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのF・フリーマン内野手が、1点差に迫った5回2死二塁の場面で右翼線への適時打を放ち、同点に追いついた。2点ビハインドで迎えたこの回は1死一塁から1番・大谷翔平投手が左翼への適時二塁打を放って1点差に迫っており、MVPコンビの活躍で試合を振り出しに戻した。

  先発のグラスノーは、T・ヘルナンデスと大谷翔平のソロ2発で2点の援護をもらったが、4回には無死一塁からビシェットの二ゴロを二塁手・エドマンが痛恨のエラーで後逸。無死一、三塁とピンチ拡大すると、1死からカークに中堅左に飛び込む逆転3ランを許した。その後、1死一、三塁とピンチを招き、9番ヒメネスの中犠飛で2―4と点差を広げられていた。

 「1番・DH」で先発出場した大谷は、初回に41歳のレジェンド右腕シャーザーから右翼線二塁打を放ち、1点リードの3回1死走者なしの2打席目には、右翼席に飛び込むソロ。2試合ぶりの本塁打は、ポストシーズン13試合目で7号。ポストシーズン通算本塁打は2年で10本となり、松井秀喜氏の持つ日本人記録に並んだ。3打席目までの3安打はいずれも長打と、当たりに当たっている。

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