◆米大リーグ ワールドシリーズ第3戦 ドジャース―ブルージェイズ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ブルージェイズの先発M・シャーザーが、5回途中3失点で降板した。

 2回にT・ヘルナンデスに、3回に大谷翔平にソロを被弾。

4回に4点の援護を得て逆転してもらったが、5回1死一塁で大谷との対戦を前に降板となった。タイムがかかりシュナイダー監督が歩いてくる間、何度もうなずき、ボールを手渡してベンチに下がった。

 2番手のフルーハティが大谷に適時二塁打を打たれたため、シャーザーに3失点目がついた。

 シャーザーはア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で、交代を告げに歩いてきたシュナイダー監督に対し、鬼の表情で続投志願。監督をベンチに追い返す執念の投球を見せてピンチを脱し、チームの勝利に貢献していた。試合後の会見で同監督は「殺されるかと思った」と“マッド・マックス”の異名通りの場面を振り返っていた。

編集部おすすめ