◆米大リーグ ワールドシリーズ第3戦 ドジャース―ブルージェイズ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 今季限りでの現役引退を発表している通算223勝左腕C・カーショー投手が、5―5の延長12回2死満塁のピンチで救援登板し、火消しに成功した。2番ルーカスに対してフルカウントにすると、最後はボテボテの二ゴロに封じた。

ベンチに引き揚げると、ロバーツ監督と熱いハグを交わした。

 カーショーは第3戦にして今季WS初登板。WSで2番手以降に登板するのは、2017年11月1日のアストロズ戦で3~6回を投げて以来、自身8年ぶりとなった。

 前回8日のフィリーズとの地区シリーズ第3戦では、2点ビハインドの7回からは4番手で登板し、2回6安打5失点と不本意な内容に終わっていた。

 カーショーは、レギュラーシーズンでは通算455試合で223勝96敗、防御率2・53だが、PSは試合前時点で通算40試合で13勝13敗、防御率4・63をマークしていた。

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