大相撲の大の里(二所ノ関)、豊昇龍(立浪)の両横綱が28日、九州場所担当部長の浅香山親方(元大関・魁皇)とともに、福岡県庁と福岡市役所を表敬訪問した。

 両横綱は福岡県庁では上田哲子副知事らと歓談した。

大の里は2場所連続優勝を目指す九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)へ「しっかりと初日に間に合うように最善の準備を尽くして、15日間、一生懸命頑張りたい」と気合。表敬訪問前には福岡市西区の部屋宿舎で福岡入り後初めての稽古を行い、四股やすり足、ぶつかり稽古などで汗を流した。

 豊昇龍も25日に福岡入り。すぐに好物の博多ラーメンで英気を養ったと明かし、「九州は一年で最後の場所。自分は横綱としては初めての九州になるので、福岡の皆さんに喜んでもらえるように力を出し切りたい」と意気込んだ。

編集部おすすめ