◆SMBC日本シリーズ2025第3戦 阪神―ソフトバンク(28日・甲子園

 阪神の先発・才木浩人投手が、6回途中を5安打2失点で降板した。

 3回までは1安打無失点の立ち上がり。

だが、1―0の4回1死、4番・山川にバックスクリーンへの2号ソロを浴びて、同点とされた。

 1―1の6回には、先頭の柳田に右前に運ばれ、犠打で1死二塁に。続く柳町に右翼線への適時三塁打を浴び、勝ち越された。悪い流れを断ち切りたい右腕だったが、前の打席で一発を被弾した山川を歩かせ、1死一、三塁としたところで降板。ここは2番手の及川が栗原を二ゴロ併殺打に打ち取り、火消しに成功した。

 登板前には、「ゼロに抑えてチームが勝てる投球を」と話していた才木。今季は12勝6敗、防御率1・55で最優秀防御率を獲得した右腕だったが、痛い失点となった。

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