日本ハムの田宮裕涼捕手が29日、エスコンで行われた秋季練習最終日にフリー打撃を行った。

 秋季練習は自主練習となっているため、メニューなどは自由。

トレーニングやダッシュなどを行う選手が多い中、田宮は野手でただ一人バットを持ち、グラウンドでのフリー打撃を行った。

 約15分間、打撃投手を相手に快音を響かせ「やりたい人聞かれて、やりますって。エスコンで一人で打てるなんてないんで、ぜいたくなバッティングさせてもらってます」と汗をぬぐった。

 今季は79試合の出場で打率2割5分3厘、5本塁打。好調だった8月は19試合で打率3割4分5厘をマークする一方、9月は打率2割に落ち込むなど、好不調の波が大きかった。31日から、エスコンで行われる秋季キャンプへ向け「調子がいいときはしっかり結果が出る。調子が悪いときに、何とか打てるような技術を身につけられたら」と意気込んだ。

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