J1柏は29日、柏市内でルヴァン杯決勝広島戦(11月1日・国立)へ向けた調整を非公開で行った。川崎とのルヴァン杯準決勝第2戦以降、右ウィングバックで先発している東洋大在学中のDF山之内佑成は「チームが勝つために出来ることをしたい」と言葉に力を込めた。
昨年のルヴァン杯決勝では東洋大で1学年先輩のDF稲村隼翔(現セルティック)が新潟のセンターバックとして先発した。当時は同じく東洋大に在学中で、2種登録だった。山之内が決勝で先発出場すれば、2年連続で東洋大在学中の選手がルヴァン杯決勝の舞台に立つことになる。
先輩の躍動する姿を見て、「去年は悔しさもありながら素直にすごいなという思いしかなかった」と振り返る。稲村からは「地に足がつかないじゃないですけど、味わったことないスタジアムの雰囲気と言っていた」と経験を聞き「(決勝の舞台に)立ってみたいなとは思っていました。(初の国立は)去年のあれを見ていると楽しみ。信じられないですし、ちゃんとプレーできるかなという感じです」と、決戦の日を心待ちにしている様子だ。
トーナメント戦での強さは証明済み。特に、今年の天皇杯での活躍は記憶に新しい。東洋大の主将として臨んだ同大会では、2回戦で内定先の柏撃破に導く決勝弾を決め、3回戦の新潟戦では先制点をアシストし、史上初のJ1連破に大きく貢献。4回戦の神戸戦でもアシストを記録し、王者をあと一歩まで追い詰めた。昨年は全日本大学選手権、今年9月には総理大臣杯と大学サッカーの全国大会も2つ制しており、勝負強さが光る。
瞬く間に階段を駆け上がっているが、「自分はレイソルにけが人が多い中で呼ばれて、チャンスをもらっている立場。去年の(稲村)隼翔君みたいに出続けられればいいが、常にレベルの高い中で競争もありますし、満足すること無くやっていっている」と、決して浮足立つことはない。先輩がなし得なかった優勝をつかみ、自身の成長につなげる。

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